あなたの知らない世界~保護司とは?~①

Download PDF

2月1日の新任保護司辞令伝達式・新任保護司研修(第1日目)に引き続き、昨日、第2日目の新任保護司研修の受講が終了し、いよいよ保護司としての活動がスタートいたしました!

 

研修を終えての率直な感想は、「世の中には、まだまだこんなに知らない世界があるんだなー」ということ。

人生50年をちょっと過ぎ、そこそこ様々な経験を積んできたという自負もありましたが、とんでもない。

もっともっと勉強が必要だし、もうひと踏ん張りもふた踏ん張りもして、精力的な活動を続けていかなければ!!との思いを強くしました。

 

さて。

今回の新任保護司研修の座談会で、自己紹介も兼ねて同期のみなさんから保護司という仕事についての感想が語られたのですが、ほとんどの方が「今まであまりよく知らなかった」とのこと。

私も、「保護司」という仕事はあるということは知っていたのですが、地域にどのくらいの方がいらっしゃって、具体的にどのような活動をされているのか、ほとんど知りませんでした。

 

これは、市民の理解が足りないというわけでも、保護司側の広報不足というわけでもなく、そこにある深い意味を、今回の研修を通して私なりに推察してみました。

ひとつは、「犯罪を犯してしまった人に対する地域感情」への配慮と、もうひとつは、「自分と関わる人への誤解や偏見を生じさせない」という側面があるのかなと。

 

一般的なイメージとしては、保護司の仕事は「保護観察」や「生活環境調整」を思い浮かべるのですが、他にも「犯罪予防活動」や「他機関との連携」もあります。

近年、犯罪数も減少してきていることから、むしろ、「犯罪予防活動」や「他機関との連携」という活動の方を強化しようという流れにもなっているそうです。

そうなると、むしろ、「保護司」という立場を通して見えてきた社会的な課題を積極的にアピールし、その視点からの地域づくりをしていくという活動も大事になってくるのではないかと思っています。

 

2日間の研修を通して様々な講師から「保護観察対象者」のことが語られましたが、「家族の愛情を知らない」とか「自己肯定感が低い」とか「居場所がない」とか「家族同様に温かなご飯を食べさせてやりたい」などという共通したキーワードが浮かび上がってきました。

仮退院、仮出所した後の支援ももちろん重要ですが、そこに至らないというか、至らせない、追い込まないために、「地域として何ができるか」ということを考える大事なヒントにもなっていると感じました。

 

私はぜひ、そのあたりについて、関係機関や有志の方々と一緒に取り組んでいきたいなーと考えています。

 

どうぞ、よろしくお願いいたします。

tomoko