佐渡視察報告⑥(観光施策・地域振興施策について)

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「まちおこし」に関心があり、これまでも何度か議会でも質問しています。

一度は絶滅したトキが人と共生できる豊かな自然環境をつくるため、「朱鷺と暮らす郷づくり」認証制度が発足されました。その認証基準は、①「生きものを育む農法」により栽培されたものであること ②農薬・化学肥料を減らして(地域慣行比5割以上の削減)栽培された米であること ③栽培者がエコファーマー(※)の認定を受けていること ④生きもの調査を年2回実施していること ※エコファーマーとは、土壌診断に基づいた土づくり技術、化学農薬・化学肥料低減技術計画を新潟県から認定された、安心・安全な農業を実践する農業者です。

 

この「まちおこし」とは何ぞやということになると、たぶん、人によってイメージするものが異なってくるのではないかと思います。

 

 私も明確なイメージが固まっているというわけではないのですが、
「市民が元気になる」ということを、キーワードにしています。

 

たとえば、これまでも、継続して「ロケーションボックス」の充実を提案してきました。
テレビや映画などで取り上げられることによって、話題になり、観光客が増えるという期待が持てる事業であり、そういう直接的な効果ももちろん目論んではいるのですが、
なんというか、自分が住んでいる街に有名人がやってきたり、テレビや映画などで取り上げられるということ自体、わくわくするというか、気持ちが華やぎ、話のタネが広がるということってありませんか。

 

 また、「国分寺みやげ」になるような、地場産品についても何度か提案していますが、これについても、地域経済の活性化と言ってしまえば言えなくもないですが、
そのことによって結果的に、「こんなに売れて、嬉しい。仕事をするのが、楽しい」と思える市民が増えるということを、本来の目的として私は考えています。

 

先日視察した佐渡市では、金山銀山をはじめとする歴史遺産などの「観光施策」の他にも、地域資源を活用した佐渡産品の開発や販路拡大などの「産業振興施策」にも取り組んでおられます。

 

 国分寺市との大きな違いは、行政と民間事業者や市民とが、有機的に連携して取り組んでいるということです。

 

まず、ひとつは、パンフレットやカタログという形で、情報が集約されているので、どこでどういうものが販売されているのか、取り組みがされているのか、観光客はもちろん市の中でも共有できているのではないかと思います。

 

次に、行政も地域資源の価値を十二分に理解し、いわば「戦略」として、積極的に市政に取り込んでおられる姿勢がうかがわれます。

 

 一方、国分寺市内でも、いろいろな立場の方々が、地場産品や、まちおこしに向けた取り組みをされています。
でも、それが「点」でしかない場合、「知る人ぞ知る」、もっと言えば、「ほとんどの市民は知らない」状態になってしまっていて、本当にもったいないと感じています。

 

この「点」と「点」を結び、「線」にして「面」にしていく。
その、事業と事業、人と人とがつながっていく過程の中で、必ず「化学反応」が生じ、
「1+1」が「
2以上」になっていくのではないかと、私は確信にすら近い思いを抱いています。

 

 この件については、9月議会の一般質問でチャレンジしてみたいと思いますので、ネタバレしないように、今日のところはこの辺で……。

tomoko