放課後子どもプランの現状と課題と、その改善に向けて

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【平成26年第2回定例会・一般質問(6月5日)】

片畑⇒スタートして数年が経ち、私なりに見えてきたいくつかの課題について申し上げる。
まず、大きくは委託先である「実施委員会」なるものの、中身である。
実態は、保護者中心で、しかも、毎年メンバーが入れ替わり、お互い「はじめまして」の状態で、
「放課後子どもプランとは何ぞや」というレベルからスタートする。

しかも、放課後子どもプランに対する問題意識も、子育ち支援に対する価値観も、異なる人たちの集合体の中では、
本来の目的と照らし合わせたとき、適切に運営がなされているのか、
不安になる事例も少なからず見受けられる。

 

全体的な質の向上を図るためには、所管課である社会教育・スポーツ担当課が、
このような様々な課題を抱えたとも言える、不安定な状態の団体に託すという認識を持って、
負の要素となり得る事柄を未然に防止し、
より高い効果を発揮してもらえるような基盤整備
あるいは所管課・実施委員会・学校・学童保育所・地域など各主体の役割分担の明確化
また、事業を円滑に進めていく上でのベースとなる、基準なりマニュアルなりを、しっかりと整備していくということが、不可欠であると考える。

 

しかしながら、次なる課題として挙げたいのは、
では、何をどのように整備し改善していくのかということについて、
所管課である社会教育・スポーツ振興課が、
どれくらいの問題意識と危機感を持っているのかということである。
これについては、私としては大いなる不安、
あるいは不信とまで言ってしまいたいくらいの気持ちを持っている。

 

そこで提案するが、放課後子どもプランの現状における「課題把握」と、「今後の改善策」について、
これまで放課後子どもプランに関わった有志に集まっていただき、話し合いをしていただきたいと思うが、いかが。

 

教育部長⇒引き継ぎについて、一定の課題があるということは承知している。そういう中で、運営方法について、いわゆるマニュアルのようなものを策定する必要性は感じているので、その対応について、具体的な行動をとっていきたいと考える。

 

片畑⇒大事な点は、そのガイドラインを、「誰」が、「どういうふう」に、つくるのかということ。再度答弁を求める。

 

教育部長⇒まず、担当課が中心となり、現在の実施委員会のメンバー、それから、今まで実施委員会に携わってきた経験のある皆さんのご意見も伺いながら進めていく。さらに、学校の校長先生をはじめ、教員の皆さん、そういういろいろな皆さんの意見を総合しながら進めていくことがいいのではないかと考える。

 

片畑⇒一口にガイドラインと言っても、一律に決められることと、
各学校それぞれ地域状況が違うということで、一律に決められないことと、
それぞれある。
そのあんばいというのは、恐らく職員ではわからないと思う。

逆に言うと、一堂に会して、それぞれの地域課題を上げていただき、
では、そこで共通したものは何か、どこのラインで決めていくのがいいのか。
余りガチガチに決め過ぎても、逆にそれぞれの学校で運営しにくくなることもある。
そこの線引きが非常に難しい。

 

だから、そこはやはり当事者、かかわった人でないとわからない。
そういう意味で、ぜひとも市民参加。放課後子どもプランにかかわった方中心で行っていただきたいと思う。
それが、イコール実効性の担保であると思う。

 

その際に、市が主催する市民参加のワークショップというのは、とかく意見の言いっぱなしになってしまい、
結論として、何が導き出せたのか、何がどうまとまり、市政に反映されたのかわからないまま、
なし崩しになったケースが少なくなく、
参加された市民からの怒りのお声も数多く届いている。

 

10校全部で1千万円を超える放課後プランを今後どうしていくのかということは、
所管課のみならず教育委員会としても正念場と考える。

ぜひとも、危機感を持って、様々ある課題解決に向け、
市民参加による実効性のある取り組みを行っていただきたいと思うが、いかがか。

 

教育部長⇒議員お話しのように、それぞれの地域には特性があり、活動の内容にも違いがある。そういうものもきちんと踏まえながら、経験のある方の意見を聞き、ガイドラインのようなものをつくり、次の活動につなげていければと思う。

tomoko