働くおかあさん①(保育園入園の日)

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昨年度末で下の子が乳児保育園を卒園し、今年度から新しい保育園に通い始めます。昨日(4月1日)の入園式では、新しい環境・はじめてのお友達の中で、まゆ毛をハの字にし、不安そうに首をすくめている子どもの姿を、健気さと切なさがない交ぜになったような複雑な心境で見守りました。
今日、お昼にお迎えに行くと、給食が食べられないと言って泣いていました。
帰りの自転車で、「前の保育園のスープはおいしかったのに、新しい保育園のスープは食べられない。どうしようか」と、何度も繰り返していました。
「たぶん、新しいお友達の中で緊張したから食べられなかっただけ。慣れたら、またモリモリ食べられるようになるよ」と言うと、
「ふぅん、そういうもんなの・・・。ちょっと落ち着いた」とのこと。
先日読んだある本に、「ストレスは、周囲の支援しだいでプラスの刺激に変わる」とありました。
新しい環境に慣れるまではいろいろな葛藤もあると思いますが、今まで出来あがった人間関係の中で安穏としていた彼女にとって、新たな人間関係を構築していくプロセスを経験することは、決してマイナスではないと思います。
今回の試練が、今後の成長のきっかけとなるよう、私も精一杯支え、見守っていきたいと思っています。

それから、保育園入園の日は、子どもだけではなく、親もまた新しい環境に飛び込んでいく日でもあります。再就職、職場復帰、転職、引っ越しなど、新たな環境に対する不安や期待などさまざまな思いを抱えながらの、第一歩です。
自分自身の葛藤も抱えながら、子どもを支えていかなければならない状況の中、いろいろと思い悩むこともあるでしょうが、乗り越えることのできた試練はきっと大きな実になります。

近年、小さな子どもを抱えながらの就業に対する支援・環境整備が言われ始めてきましたが、まだまだ十分とはいえず、
就業継続においては、「子どものこと」が特に大きなストレスの要因になっています。
けれども、その一方で、「子どもが自分と離れていても(保育園等で)楽しく過ごしていること」が、大きな自信・勇気・やる気につながっていることも事実です。
保育施設関係者の方々は、新入児受け入れで大変な時期だとは思いますが、子どもはもちろんのこと、初めて預ける保護者の不安・心細さに対してもご理解いただき、どうぞ温かい声かけをよろしくお願いいたします。

働くおかあさん、おとうさん、頑張りましょうね!

tomoko