不登校に対する支援体制について(議会質問④)

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次に、「スクーリング・サポート・ネットワーク事業」について、提案する。
この事業は今年度から、「問題を抱える子ども等の自立支援事業」と、名称が変更されたが、
趣旨は同じで、「学校・家庭・関係機関が緊密に連携した地域ぐるみのサポートネットワークの整備」に取り組むという内容である。
今年3月の予算特別委員会でも、この事業について申し上げたが、
この不登校の支援については民間主導で進んできた経緯があり、
これからは、官民が協力して取り組んでいくことは必須である。
国分寺市ではいち早く、フリースクールでも校長判断によって出席扱いになる状況にあるとうかがった。

神奈川県はもう一歩進んで、「親やその家族に支援する取り組み」や「学校と連携した支援の取り組み」についても、
提案型協働事業としてNPO等に委託している。
協働を進める国分寺市としては、課題解決に向け、
市民の皆さんやNPO等のご経験やスキルを積極的に取り入れていく視点を、
当然持っていると思うので、ぜひ前向きにご検討いただきたいが、いかがか。

教育長⇒学校や教育委員会だけではなく、関係する様々な機関等と連携していくことで一層重視され深まっていく、その方向に持っていきたいと考えている。

学校に行けない状況にある子どもの選択肢が、現在、非常に限られている。
学校に行けなくても、それ以外の方法で自己実現でき、
日々充実して過ごせているのなら、それはそれでいいと私は思っている。
けれども、傷ついたまま、自信を失ったままで、
せっかくの多感な時期、学ぶ意欲が非常に高まっている時期に、
仲間と群れあうことで、いろいろな力を培っていく機会や、
学ぶ権利が保障されない状況にある子どもに対しては、
なんとしても救いの手、支援の場を広げていきたいと思う。

けれども、残念ながら、今はトライルームしか支援体制・居場所がない状況である。
以前にも申し上げたが、ここは西の端っこにあるということで、通いにくい。
また、相性もある。

トライルームが合う子はいいが、そうでない子の場合は、選択肢がないまま、
家にこもってしまっている状況も少なくない。
予算の面でも厳しい状況であろうが、
ぜひ、選択肢を広げていってほしい。
学習支援が必要な子、生きる意欲を培って行く場、さまざまな地域の居場所を、
民間と連携して支援のしくみを広げてほしい。

教育長⇒市の中の、もう少し性格の違う施設に、複数そういったものがあれば、子どもにとってもプラスであろうと思う。しかし、解決しなければならない、財政的・施設面の問題もある。時間はかかると思うが、考えていきたい。

子どもはもちろんだが、ご家族の皆さんも非常に苦しみ、悩んでいる。
その辺に対する支援体制も合わせて広げていただけるよう、よろしくお願いいたします。

tomoko