地域包括支援センターの将来展望について(代表質問⑥)

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地域包括支援センターについて、当初は将来の展望として、支援対象者を高齢者のみならず、障がい者、子どもに拡大するとの方針が出されていたが、現状はどうなっているか?

市長⇒現状は、高齢者中心の対応ということで機能している。

将来的には、障がい者や子どもにまで拡大して、地域福祉を支える拠点として発展するという理解でよいか。

市長⇒将来的に地域包括支援センターにその機能を担わせることが適切かどうかについては、まだ検討の余地があろうかと思う。かつて、介護保険に統合する方向で、障がい者施策についても検討された時期があったが、それには多くの問題があるということで、今回の介護保険改正でも見送られた。
このようなことから、障がい者の問題についても、子どもの問題についても、もう少し検討の余地があると考えている。

先ほど「地域福祉計画」を市民参加で策定するという話があったが、
おそらく市内を何分割かした、その中で縦割りを廃して赤ちゃんからご高齢に至る方までの計画が立てられるかと思う。
それを実行するのであれば、当然、地域を拠点として、縦割りを廃した総合的な支援体制が同時に求められてくると思う。
先ほど市長は、計画策定だけではなく、実行できるものにしたいとおっしゃった。
それであれば、なおさらその感を強くする。

また、ソーシャルワークの観点からいうと、家族関係や周辺を含めた多世代にまたがる相談・支援に対応することが、課題解決に向けて非常に重要である。
また、地域包括支援センターもとまち、それから、新たに委託が予定されている在宅介護支援センターでは、多世代交流をモットーに掲げている。
そういう現状を踏まえて、やはり「地域福祉の推進」においては縦割りを廃し、市民の生活あるいは地域に根ざした総合的な支援体制を求めたいと思うがいかがか。

市長⇒高齢者、障がい者、子どもの問題について、地域の中でどのような課題があるのか伺いながら、今後できる限り行政の縦割りを排除するような形で、関係課がネットワークを組む形で、総合的に対応していく必要があるだろうと思っている。

地域福祉を支える拠点が地域包括支援センターしかないとは申し上げないが、今後、地域包括支援センター充実に向けたモデル事業を実行するという市の方針であるので、その中で、どこまで縦割りを廃した全体的な支援ができるのかということも検討していただきたい。
また、このことについては、行政側が対象者を高齢者に限定するなど、一方的に決めないで、今後、地域福祉計画策定にご参加いただくその地域の方々とお話し合いを持っていただきたい。

tomoko