子どもたちが学校図書館に求めるもの

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かたはた智子がつないだ市民の声(その6)

平成21年度予算に、「かたはた智子がつないだ市民の声」が反映されています。一部をご紹介します。
6年前、議員になったばかりの頃、「調べ学習をしようと思っても、中学校の図書室は鍵がかかっているし、地域の図書館は17時に閉まるから、部活をしていたら利用できない」という、
中学生からのつぶやきを、あちこちで伺いました。
それ以降、学校図書館の充実をテーマに、子どもたちを対象としたアンケートの実施や市民からの意見を聞く場を設けるなど、実態調査を踏まえながら、
学校図書館の常時開放や、それに伴い、学校図書館が子どもたちの学習・読書活動はもちろん、校内の居場所となるよう、図書司書を含めた大人の存在の必要性、
学校図書館に求められる機能として、読書推進のみならず、授業での理解や学習が深まるような情報・資料の充実などについて、継続的に議会質問してきました。
その成果として、平成20年度に国分寺市は小学校3校をモデル校として、学校図書館の常時開放・図書司書常駐に取り組んだことは、非常に大きな第一歩ですが、
冒頭に挙げた「中学生たちのつぶやき」の解決・解消にはつながりません。

 

そこで、公共図書館、学校図書館それぞれが別々に運営していたシステムを連携するという、大きな改革を求めました。
それによって、学校図書館から公共図書館の蔵書の検索やリクエストができるとともに、ゆくゆくは各学校で公共図書館の本の貸し借りができるという将来展望が期待できます。

また、中学校図書館の常時開放・図書司書の常駐についても、学習センター機能の充実、本に触れる機会の拡大、思春期の揺れる年頃をサポートする居場所としてなど、さまざまな観点から重要な取り組みであることを求めてきました。

 
その結果として、国分寺市では、公共図書館と学校図書館で同じシステムを運営し、システムのみならず様々な場面で連携した取り組みがすすめられようとしています。
また、中学校においても平成21年度から、図書司書が週3日の配置になりました。
けれども、まだまだ中学生のニーズを満たしているとは思えません。

 

本来であれば、学校図書館のあり方については、当然、利用当事者である子どもたちの声をしっかり聞いて、反映してもらいたいところですが、
「市民参加」を基本姿勢として自治基本条例で謳い、今年度にはパブリック・コメント条例まで上程しようかという国分寺市であるにもかかわらず、
「子どもも市民である」という意識が、いまひとつ足りません。

 

これからも、子どもを含めた市民の代表であるという認識のもと、しっかりと声を受け止め、代弁者として議会につないでいきます。

tomoko